看護の仕事にも楽な職場はある!? 看護師の体験談6選

rakunasigoto

「看護師の仕事に楽な仕事なんてない!」
そう思っていませんか?
たしかに、何でもかんでも楽な看護師の仕事なんてありませんよね。
また、大変だと思うポイントも人それぞれです。

  • 夜勤で大変
  • 残業で大変
  • 業務で大変
  • プレッシャーで大変

これらのポイントごとに、「楽だ」と主張する看護師の体験談を集めました。
楽な職場っていったいどこ!?

夜勤がない!

夜勤がない職場を探して

G.Tさん(20代前半女性)
現在の勤務先:耳鼻科 クリニック

■転職のきっかけ

三交代の総合病院に勤めていました。
ですが、シフト勤務にどうしても身体が慣れませんでした。
日勤から深夜勤のシフトの時などは、一度帰宅して仮眠を取ろうにも、変に緊張してしまって結局寝れずに出勤していました。
そんな具合で、毎日体調不良が続き、肌もボロボロだったので、休みの日に遊びに行く気力もありませんでした。
このまま身体を壊しては元も子もないと思い、シフト勤務ではない職場を探しました。

■耳鼻科クリニックで働いてみて

基本的に毎日バタバタと忙しいです。
診療器具の準備、診察の介助、注射、点滴、採血等が主な仕事です。
春先は花粉症、冬はインフルエンザで来院される方が多く、更に輪をかけて忙しくはなりますが、忙しい方が時間が経つのがはやくて私は好きです。
あと、子供さんの診察がとても多いです。
私は子供好きで扱いも得意ですので、先生からも頼ってもらえています。
前職で一番のネックだった夜勤がないので、今は体調もすっかり良くなり、肌荒れも解消しました。
とても健康的に働くことが出来ていますので、休みの日に遊びに行く元気も出てきました。

■問題点・学んだこと

夜勤がなくなった分、給料が減りました。
納得して転職しましたが、夜勤手当ってやっぱり大きいなと実感しています。

責任はあるけどやり甲斐もある仕事

G.Sさん(30代女性)
現在の勤務先:訪問看護ステーション

■転職のきっかけ

二交替の地方の総合病院で3年間働きました。
職員が少ないため、月6-7回の夜勤があるような職場でした。
夜勤が多くて生活のリズムが狂ってしまい、肌荒れもかなり酷かったです。
それに加えて、夜勤の中身もなかなかの激務で、配薬や点滴等をすべて片付けて、ようやく一息つける頃には深夜を回っている事が多かったです。
身体を壊す前に転職しようと思い、夜勤のない職場を探しました。

■訪問看護ステーションで働いてみて

ご高齢の方の看護がほとんどです。
様々な症状の方がいらっしゃいますが、ご家族と相談しながら、要望をうかがったり、対応を考えたりしています。
他にも、訪問診療・訪問リハビリ・ヘルパー等のサービスを利用されている場合は、連絡用のノートを作ったりして、連携出来るように心がけています。
患者さんやご家族の方が、私が行く事を楽しみにしてくれていると話してくれたのが、とてもうれしかったです。
基本一人で複数の家を回りますので、責任の重さは実感していますが、やり甲斐を持って出来ています。
そして何より夜勤がなく、ほぼ毎日定時で上がれますので、前職より身体はずっと楽です。
規則正しいリズムで生活出来ているので、肌荒れも治り、健康的です。

■問題点・学んだこと

前職で夜勤手当としてもらっていた額がそこそこ多かったため、給与面がだいぶ減りました。
それと、現在たくさんの責任を任されていますが、前職の夜勤の現場で培ったスキルが役に立っている部分がありますので、夜勤の経験も大切だと思っています。

残業が少ない!

定時で帰れる事が一番ありがたい

G.Oさん(20代後半女性)
現在の勤務先:皮膚科 診療所

■転職のきっかけ

急性期の病棟勤務で、業務量が非常に多く、毎日2時間は当たり前のようにサービス残業がありました。
疲れ切ってしまい、帰宅後何もする気にならず、寝てばかりいる毎日。
寝ても寝ても疲れが取れず、作業効率も下がって、残業時間も増えるいっぽうでした。
体調を崩し始めたのをきっかけに、業務量が少なめの職場への転職を考え始めました。

■皮膚科診療所で働いてみて

水虫・イボ・蕁麻疹・帯状疱疹・火傷等の患者さんがいらっしゃいます。
アレルギー素因チェックのための採血業務が多く、多い時では1日に4-5人くらい行っています。
医師の方がどこまでを看護師に任せるかによっても変わってくると思いますが、私が働いているところでは、イボの液体窒素の処置を任せられています。
緊急の対応が必要となるものは火傷・アナフィラキシー程度ですので、気持ち的にも楽です。
水虫で来られる方が増える、梅雨から夏場の時期が特に忙しいですが、病棟勤務の頃と比べると全然楽です。
何よりも、ほとんど定時に帰れることが一番ありがたいです。
そのおかげで、仕事後や休日に遊びに出かけたり、自分の時間を楽しむ余裕が出来ました。

■問題点・学んだこと

残業が少ないことを一番の希望にしていましたので、その分給与は下がりました。
「残業がない」ということは、「定時以降に仕事を残せない」という意味も含みますので、きっちり定時までに仕事を片付けるタイムマネジメント感覚が必要です。

医療行為が少ない!

責任の重さからの解放

U.Oさん(20代後半女性)
現在の勤務先:検診センター

■転職のきっかけ

4年間総合病院に勤務していました。
看護師の仕事にやり甲斐を持っていますし、仕事は好きです。
でも、患者さんの命を預かっているという責任の重さに、少し疲れてしまいました。
医療行為や責任といったものから、少し距離をおきたいと考えて、検診センターでの勤務を希望しました。

■検診センターで働いてみて

基本的に健康な人がいらっしゃるので、責任という点から見れば、精神的にとても楽です。
健診がメインなので、治療に関する医療行為を行いません。
身体計測、採血、視聴力等の測定、各種がん検診の介助等を行っています。
健診票のチェックや精密検査の予約を受けたりもします。
流れ作業になっている部分がありますので、病院勤務の頃よりもやり甲斐は少ない気もしています。
ほぼ残業もなく、土日休みですので、生活リズムも健康的で、プライベートが充実しました。

■問題点・学んだこと

現場から離れたため、医療技術に関する知識が更新されません。
かなりの数をこなしますので、採血だけは上手くなります。

私の性格に合っている職場

A.Mさん(20代前半女性)
現在の勤務先:介護老人保健施設

■転職のきっかけ

新卒採用されて地方の病院に勤務していました。
マイペースな性格で、周りのスピードに全然ついていけませんでした。
それでも、患者さんに対する「命を預かっている」という責任は、他の職員の方たちと同じように負っているつもりでしたので、毎日が不安でいっぱいでした。
手際よく出来ないことを、プリセプターから毎日のように注意され、「もっと早く」と言われるたびに萎縮してしまっていました。
自分のペースで患者さんと向き合える職場を探して、今の施設に転職しました。

■介護老人保健施設で働いてみて

施設は、治療の場ではなく、利用者さんの日常生活を安定させることが目的です。
なので、食事の介助やバイタルのチェック、インシュリン注射や服薬の指示、介護師の方たちと協力して、トイレとか入浴の介助を行ったりしています。
それに加えて看護師が出来ることは、利用者さんたちの疾患や症状をしっかりと把握して、少しでも変化があった時に、医療機関と連携出来るようにしておくことです。
必要であれば、点滴や採血も行ったりします。
それなりの時間を与えられて、しっかりと一人一人の利用者さんと向き合うことが出来るので、私にはとてもやり甲斐のある仕事です。
急変も少なく、レクリエーションや行事を大切にする施設なので、雰囲気も良いです。

■問題点・学んだこと

病院に勤務していた頃と比べて、圧倒的に注射や採血の数が少ないです。
そのため、看護師としての技術が向上しないことが悩みです。
キャリアアップという観点から考えると、ゆったりしたこの環境は、必ずしも良いとは言えない気がします。

力仕事がない!

体力的に楽なので助かっています

I.Bさん(20代後半女性)
現在の勤務先:企業看護師

■転職のきっかけ

以前は慢性期の病棟に勤めていました。
元々小柄で体力もあまりない私は、患者さんのオムツ交換や移動介助、体位交換などの力仕事がとにかく大変で、いつもクタクタでした。
職場の人間関係の悪さも手伝って、体調を崩したことをきっかけに、体力のない私でも役に立てる職場はないかと考えて、企業看護師に転職しました。

■企業看護師として働いてみて

就労時間管理や健康診断関連、健康相談業務が主な仕事で、他には業務中に体調不良を起こした方の対応があるくらいです。。
体力的に大変なことはまったくありません。
定時で片付かない仕事は翌日へ持ち越しても良い職場で、ゆっくりコーヒーを飲む事も出来ます。
あとは、事務系の職場ですので、メンタルヘルスに関わることも多いです。
休職や復職に関わるメンタルヘルスに関係する相談は、産業医と連携しながら対応していますが、うまくいかない事も多いので、精神的にはなかなかハードです。
ただ、残業もなく、土日休みで働けていることもあって、とにかく体力的には楽なので助かっています。

■問題点・学んだこと

体力的に楽ですが、医療行為にまったく関わらなくなってしまうため、看護師としてのスキルアップはまず望めません。
病棟勤務に戻るには、相当の覚悟が必要なんじゃないかと思っています…。
看護師としてのキャリアになっている気はしないので、病院への転職も難しい気がしています。

まとめ

「楽だ」と主張する体験談、いかがでしたでしょうか?
それぞれのポイントについて楽になる一方で、デメリットになってくる部分もありますね。
何もかもが楽な職場は存在しないけれど、もし今働いている職場で抱えている悩みが、転職によって解決出来る可能性があるのなら、一度検討してみてはいかがでしょうか?
きっとあなたにとっての「楽な職場」も見つかりますよ!